今月号の日経アソシエに面白い記事が載っていた。
人間は生きるために必要な情報しか覚えない。
よってそれ以外の情報を記憶するには反復して脳に重要な情報だと錯覚させる必要がある。
今までは脳が繰り返しその情報に出会うことがポイントと考えられていたが
その論文によると、脳がその情報を繰り返し「取り出す」ことが大切だという結果が出た、という話。
その論文の内容は、大雑把に説明すると、学生に試験を受けさせるときに、間違えたところだけ全問正解するまでテストするグループ、正解した問題も含めて全問正解するまで全部テストをするグループに分けてテストをする。学習速度に変わりはないけども、1週間後に再テストをして正解率を見ると、圧倒的に正解した問題も含めて全部テストしたほうが成績が良いという結果。
要は参考書などを何度も眺めるよりも、実際に何度も問題を解いたりして、出力することが記憶には大切だということだと思う。これって自分自身の経験から言っても正しい気がするんですよね。